弱さ。

台風も過ぎて、これから冬がやってこようかというところ。

 

寒くなると人肌恋しくなる。

よくそう言うけれど

暑い時期は人の近くに居たいと思わなくなるってだけなんじゃないかな。暑いから。

それか今まで何年もそう聞いてきたから、そう思っちゃう、プラシーボ的な何かなんじゃないかな。

 

 

プラシーボなのかトラウマなのか、

僕にはすごく怖い言葉があります。

 

 

「もう遅い」

 

 

これがすごく怖い。

 

 

手遅れになってから必死になるなんて僕にはできない。

 

小学校の頃、遅刻が多かった僕が担任の先生に言われた言葉。

「1秒も1時間も、同じ遅刻だ」

きっと1秒の遅刻も1時間の遅刻と同じだけの罪があるって意味で言ったんだろうけど

1秒だって遅れてしまえば急いだってもう遅い。

そんな風に聞こえてしまったの。

朝ごはんを我慢したところで

どんなに走ったところで、

 

“もう遅い"

 

 

 

 

 

だから手遅れにならないよう、前を見て、次の一歩の先の一歩、その先の一歩、更にその先の.......ずっとずっと先まで見ている。

出遅れて手遅れになってしまっては、本当に何もできないの。

目の前に現れてしまってからでは遅いの。

明日のことは明日にならないとわからない。

そんなこと当たり前だけれど、予想はできる。

地団駄踏んでその場でうずくまってる暇なんてないの。

もう遅いことに割くエネルギーなんてない。

そんなに僕は余ってない。

対処的な人からは、きっと何も生まれない。

僕は戦術的に生きてやる。

 

 

 

“もう遅い”なんて、二度と聞きたくない。

 

 

 

飛丸